Dolteng 0.21.0 リリース

以下の Update サイトからインストールすることができます.
http://eclipse.seasar.org/updates/3.2/

現在のリリースでは、以下の実行環境でのみ、適切に動作します.
動作するJREは、1.5以上
eclipseは、3.2
です。
JRE1.4を使用し、コンパイラレベルが1.4相当のプロジェクトを作る事は依然として可能です。

プロジェクトのタイプを増やすには。

Doltengでは、「Chura Project」として、
幾つかのプロジェクトの中から一つをプルダウンメニューから選択する事で、
ある程度、作りこんだブランクプロジェクトを生成する機能があります。
これに対する拡張を行う場合には、「[Dolteng]プロジェクトウィザードプラグインについて」を参照して下さい。


実は、これには機能的な抜けがありました。
プロジェクトのプロパティで、View Type や Dao Typeと言う設定項目があるのですが、
これを増やす事が出来ないのです。
それぞれのF/Wに対するプラグインを別立てで用意すれば、まぁ特に問題は無いのですが、
見た目に余りヨロシクありません。
例えば、S2Struts + S2Daoのプロジェクトを作っても、ViewTypeは、Teedaになってしまっていたりするでしょう。


今回のリリースでは、このプロジェクトタイプを拡張ポイントとして差し込む事が出来る様になりました。

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DoltengのScaffoldを拡張するには。

Doltengには、DatabaseViewのテーブルで、「Generate Scaffold Application」を選択すると、
モーダルダイアログが起動し、そこでOKボタンを押下すると、
Scaffoldとなるアプリケーションが自動的に生成されます。


今回のリリースでは、このScaffold機能を拡張ポイントして差し込む事が出来る様になりました。

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ドキュメントの表示機能について

Dolteng 0.21.0 では、S2ContainerとTeedaのドキュメントを表示するちょっとした機能を追加してみました。
customizer.diconファイルで、コンテキストメニューを表示してみたところ

Smart Deployのマニュアルが読めます。

Pageクラスで、マニュアルを表示する様にコンテキストメニューを選択すると…

Teedaのマニュアルが出ます。

プロジェクトのプロパティで、「Use Remote Help」のチェックボックスをONにする事で、
seasar.orgに配置されているマニュアルを見に行くようにする事も出来ます。


.diconファイルでは、とりあえずS2Containerのドキュメント一覧を選べるのは、どれでも同じですが、
Churaプロジェクトウィザードが吐き出す、それぞれの.diconファイル毎に、
選べる内容が増えたり減ったりする所が地味に、便利かなぁと自画自賛したい所ですが、どうでしょう?


ちなみに、Kuina-DaoとS2Daoにも対応したい所ですが、
イイ実装方法が思いつかなかった為、今回は見送っています。