AJOの話。粘着気味。

技術的なことで言えば、Annotationの情報は、コンパイル後にクラスファイルから取り除くこともできます。

ここだけは、ちょっと納得出来ませんでした。
基本的には、RetentionPolicyを決めた時点で、クラスバイナリの中に取り込まれるか否か、
及び実行時にVMにロードされるか否かは決まってしまう筈では…と思います。


独自実装したaptによって、クラスバイナリをコンパイルし直す事で、
Annotationを除去出来ると言う事をおっしゃっているのでしょうか…。

「最終的に開発が楽になるなら、Annotationに依存するくらいは、大目に見てPOJOと呼ぼうよ」そういうことです。

この辺は、僕が些細な事に拘ってるのかなぁ…とは思います。
大局で向いてる方向が違う。と言う事では無いので。
大目に見るのも、構わないと思います。


ここから先は、僕のわだかまりです。




只、僕はどちらかと言うと捻くれ者なので、物事を否定的に捉えています。
POJOPOJOだと言っても、結局Annotationの使い方を、
自分も含め、現場の開発者は、これから学んでいかなければならないのです。
EoDを享受する為には、今までとはまた違ったテクノロジを理解しなければ
フレームワークを使いこなせないのです。
S2は、どちらかと言うと、当のAnnotationすら記述しなくても、動作すると思いますが、
世の中に、これから大挙するフレームワークが全てそうだとは限りません。


特にEJB3.0は、現時点でのSpecを見る限り、それなりに簡単になりそう…かな…とは、
思うものの、今まで、相当苦い思いをさせられているので、
そう簡単には信じられない。ってのが大きいデス。はい。