DIのビジュアル化。

Dolteng 0.16.1 をリリースしました。


以下の Update サイトからインストールすることができます.
http://eclipse.seasar.org/updates/3.1/


今回のリリースでは、先週辺りに話題になっていたDIのビジュアル化を僕なりに実装してみたですよ。

[Seasar]DI情報のビジュアル化 16:26

EclipseJavaエディタでコードを書いているときに、DIされる(だろう)クラスをエディタの左側にマーカー表示するようにします。DoltengのHTMLとのマッピングでやってるのと同じようなイメージです。マーカーにカーソルを当てると実装クラス名がポップアップ表示され、そこに移動することも簡単にできるようになります。


まぁ、言葉で記述しても非常に伝わり辛いので、スクリーンショットをガシガシと使っているます。


まずは、Pageクラスにて、サービスクラスがDIされるっぽいものと、
HTMLとマッピングできているものが並んでいるます。

ここでは、

  • EmpService
  • EmpDxo

が、DIされそうな雰囲気をかもし出しているます。
それ以外のマーカは、HTMLとマッピングされており、
HTTPリクエストに伴って値がバインディングされるプロパティです。


左側にある「DIされるっぽいアイコン」をクリックした所です。
「Jump to EmpServiceImpl#」をさらにクリックすると、EmpServiceの実装クラスにジャンプします。*1

実は、このjavadoc表示が微妙に凝っているます。
実装クラスのクラスコメントをまず探し、javadocが記述されていなければ、
インターフェースのクラスコメントを追加で探す様になっています。


最後に、これは、随分前にリリースされている機能ですが、
PageクラスとHTMLのマッピングアイコンをクリックした時に表示されるメニューです。

何だか沢山マッピングされていますが、このスクリーンショットをschaffoldの抽象クラスで取った為です。
右手側には、どのHTMLタグにマッピングされているのかが、簡単に表示されます。
勿論、ジャンプしてしまえば直ちに確認出来ますが、一々ジャンプするのが面倒だったり、
OutputTextとhiddenで同じ行に収まっていたりすると、実際にどのタグとマッピングされているのかが、
あやふやになってしまったりするかなぁ…とか、そういうケースを想定しているます。


基本的には、エディタでリソースを編集されるタイミングで、
マーカを再処理しているますが、マーカが何やら噛み合わないな…と思ったら、

こんな感じにコンテキストメニューを開いて、「Refresh Marker」を選択してみて下さいナ。

*1:0.16.1でジャンプ出来る様になりました。