EnterpriseLibrary 対応

八月中に出るとか出ないとか言う話のあるEntLib2.0 EAでは、
DIコンテナとの接続性を重視したような作りになっていくようです。
現状のEntLibを開発している人員は、基本的に英語圏の人々なので、
Spring対応が先に為されるのはある意味仕方が無いかと思いますが、
S2.NETでも、是非対応していきたいと考えます。


特に僕が注目しているApplication Blockを列挙しておきます。


RDBに対するアクセスを簡単に出来る様なABは、生産性と直結するので、
なるべく早く対応出来ると良いなぁ…と思っています。
只、パフォーマンスが……と、言う話をチラホラ聞くので、
実際どうなのかを検証しながら…と言う事になるかと思います。


セキュリティや暗号化は、自前で実装しようとすると、とてつもなく面倒な上に
品質を確保するのが難しいので、EntLibにあるなら、それをサックリ使いたいなぁ…と言うのがホンネです。
そもそも概念のレベルで、数学的に相当難しくなるので、
ある程度状況を絞って、サックリと使える様にする事まで含めてS2.NETでの対応という事になるかと思います。


キャッシングも同様ですね。只、キャッシングに関しては、使い所がどうにも難しいので、
後回しになりがちかなぁ…とか思っています。


要は、ConfigABとは、ある意味ネタ被りなので、基本的に無視。
但し、S2.NET対応の過程では、それぞれのABがConfigABに依存している部分を切り離したり、
S2.NETのdiconファイルで設定出来るようにアダプタコードを書いたりする必要が出てくる…と言う意味では、
ConfigABを全く無視する事は出来ないかなぁ…とは思います。
LoggingABはlog4netの方が、僕としては好きなので、無視。
と、言う事になります。


Enterprise Libraryの日本語情報はコチラから
http://enterpriselibrary.jp/